国際ロータリー　第２７４０地区 　第８グループ　諫早市内５クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

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第1396例会

平成26年7月2日　12:30～13:30

辻本会長挨拶

• テーマ「おついたちの挨拶」
  　先月に盛岡での学会の帰りの飛行機で、ＡＮＡの「翼の王国」を読んでいたら、「おついたちの挨拶」という文がありましたので、紹介します。
  　京都の祇園町には、大切にしている慣習があって、その中でも感心させられることのひとつが「おついたちの挨拶」です。
  舞妓さん芸妓さんは、元日以外の毎月1日に必ず決まったところにご挨拶に廻ります。毎月1日の午前中に自分を舞妓さんに育ててくれた屋形といわれるお家、お座敷にデビューする前に見習いをさせてもらったお茶屋さん、そして自分が舞妓さんになる時にいろいろと教わった姉妹関係のお姉さんのお家と、順に挨拶に廻ります。
  　形式ばった堅苦しいものではないのですが、お世話になった方に礼を貫くという教えに倣い、廻るのです。正装でなく普段着の着物姿で出掛けるので、行事としての意味合いはなく、師弟関係や姉妹関係での近所付き合いのような感じです。
  　この「おついたちの挨拶」ですが、口上は「おめでとうさんどす、今月も相変わりませずおたのうもうします」というもの。お正月やお祝い事ではないのに「おめでとうさんどす」という挨拶はなんとも不思議に思えます。
  　お稽古やお座敷でほとんど毎日のように顔を合わせているのですが、必ず1日にご挨拶に廻るのは、初心忘るべからずということなのでしょう。8月の1日は八朔といってこの日に限り正装の黒の紋付でご挨拶に廻ります。
  　雨の日も雪の日も夏の炎天下でも、おついたちの挨拶は欠かしません。まだ舞妓になりたての十代の頃からのお世話になった周りの方々を毎月訪ね、自分の近況や思いを伝える、そして相手から意見や教えをもらい、世間話をするのです。花街では当たり前のように行われていることですが、なかなかできることではなく、感心するばかりです。
  　わが諫早西ロータリークラブも30年間続いているのは、チャーターメンバー、ＯＢ会員、そして現会員のおかげです。これからも、お世話になったベテラン会員や、親睦、奉仕活動、30周年事業に従事している現会員に対し、会長としての思いを伝え、会員のご意見や教えをいただきたいと思います。
  　今後は、月の始めの例会では、「おめでとうさんどす、今月も相変わりませずおたのうもうします」と「おついたちの挨拶」を続けていきたいと思います。

木村幹事報告

• 例会時間変更
  • 諫早南ロータリークラブ
    日時：平成２６年７月７日（月）１９：００～
    場所：諫早観光ホテル道具屋
    ※夜の例会のため
• 例会休会
  • 諫早南ロータリークラブ
    日時：平成２６年７月２１日（月）海の日
    ※定款第６条　第１節により
• お知らせ　　　　　　
  なし

バッチ交換式

入会式

• 福田　和彦　君
  

米山功労者第２回マルチプル感謝状伝達

• 吉田　知之　君
  

ビジター紹介

• 諫早多良見ＲＣ　城谷　伸一　君
  

委員会報告

• 親睦活動委員会　吉次委員長
  

• ７月誕生日会員紹介
  

• 御厨　善光　君
• 吉野　尋隆　君　

• ７月結婚記念日会員紹介
  • 宇土　　久　君

• ウエスト会　森会員
  

　諫早西ＲＣ　辻本会長年度第１回ウエスト会　総会のご案内
１．開催日時　平成２６年７月１９日（土）スタート13:00
２．場所　　　小長井カントリークラブ　小雨決行
プレー費　6,000円（食事なし）
３．表彰式・総会
会場・時間　和元（永昌東町）19:30

会費　　　　ウエスト会会員　2,000円　会員以外5,000円
※１９日雨天中止の時２６日（土）に順延の予定
申込締切日　７月１４日（月）

スマイル発表　親睦活動委員会　野中会員

クラブフォーラム

• 『新年度所信表明』辻本会長
  　2014年～2015年度国際ロータリー会長ゲイリーＣ．Ｋ．ホｱン氏は信奉する孔子の言葉「何もせずに不平をいっているだけでは、何も変えることはできない。ひとり一人が1本のろうそくを灯すことによって世界を明るく照らすことができる」から、今年のＲＩテーマを「ロータリーに輝きを　Light Up Rotary」としました。さらに、新会員を引き付けるとともに、現会員を維持して会員数を現在の120万から130万人に8％増強するという目標を達成することによって、ロータリーを輝かせてくださいと述べています。
  　わがクラブも、この2年間でたった一人の新会員しか入会していませんので、今年度は、創立30周年でもあることより、山口増強委員長のもとでＲＩ会長の8％増を受けて最低3名の増強をお願いしたいと思います。
  今年度のＲＩ第2740地区のガバナーは諫早北ロータリークラブの宮崎清彰氏が第8グループでは10年ぶりの就任することになりました。創立20周年はＲＩ創立100周年で、同じ8グループの栗林英雄氏がガバナーとなり、創立30周年は、ＲＩ創立110年で宮崎ガバナーという節目が重なっています。このような大事な年ですので、ガバナーの事業が成功するように、コホストクラブとして、できる限りの協力と支援をしていきたいと思います。今年度は、消費税増税と事務費の値上げで、予算はかなり厳しくなっていますが、地区大会での全会員の登録と懇親会参加をお願いします。
  　わが諫早西ロータリークラブは、本年度で創立30周年を迎えます。これまでのクラブの発展にご苦労をなさり、すばらしい功績を残していただいたチャーターメンバーの平、山崎会員、ＯＢ会員、そして現会員の皆様に感謝申し上げます。クラブの発展の節目となる30周年記念事業に向けて、クラブテーマを「心の火を燃やそう」とさせていただきました。これは、入会20年目になる私自身だけでなく、経験豊かな会員、そして、入会年数の少ない若い会員も含めた全会員が、ロータリーの奉仕の精神に立ち返り、ロータリーへの情熱の火を燃やしていただきたいとの思いを込めました。特に私は、ただ出席するだけで、仕事にかこつけて奉仕活動などにはあまり参加せず、ロータリーの勉強も怠っていました。会長という役を任されたのは、もう一度ロータリーへの情熱をもって勉強して、会員との親睦を深めなさいとの先輩会員からの示唆だと思っています。
  　また、西クラブは、半分以上の21名が会長または、幹事の経験者で、ベテラン会員が多いということです。しかし、会長を経験した後は、燃え尽き症候群みたいになって、以前程はロータリーへの情熱がなくなっている会員がいるのも事実です。平会員のように、常に情熱の火を燃やしている方もいますが、そうでない会員には、再び、情熱の火を燃やして、その経験を生かして30周年記念事業に協力していただきたいのです。
  　商売においては、自分自身が商品への知識と、売ろうという情熱がないと相手への勧誘や説得はうまくいきません。それと同じで、ロータリーへの知識と情熱の火が体からあふれでないと、決して新入会員の勧誘は成功しないと思います。会員増強委員の方だけでなく、全会員が心の火を燃やせば、体中から輝きが増して、周りが認めてくれると思います。
  さらに、御夫人や家族に対しても、今まで以上の愛情の火を燃やしていただけば、家庭は円満となり、ロータリー活動への家族の理解が高まり、奉仕活動、さらに30周年記念事業への参加も増えて、クラブが盛況となると考えています。5月の天草中央ロータリークラブの創立30周年記念式典に出席してきましたが、会場では御夫人たちが全員参加して接待をしていただき、祝宴が終わった後には、会員と一緒に御夫人が握手したりして、気持ちよくお見送りをしていただいたことに感動を覚えました。我がクラブも、同じように会員全員の御夫人に接待と祝宴に出席していただき、出席者に感動を与えていただきたいと思います。そして、どんどんロータリー活動が活発になると、マスコミでも取り上げられ、地域住民からの注目が集まり、認知度も高まり、地域へのロータリー広報活動に繋がっていきます。
  　ロータリー財団への寄付に関しては、様々なご意見や考え方があると思います。しかし、創立30周年を迎えて、今までクラブを支えていただいたＲＩ、先輩、地域に感謝を込めて、全会員が寄付していただければ幸いです。特に、まだ一度も寄付したことがない会員はぜひともお願いいたします。多額になれば、地区で表彰され、3年後には財団からクラブへの補助金も増額になりますので、積極的な寄付を改めてお願い申し上げます。
  　昨年度同様に、今年度も、ミニバスケット大会、ダービースクールとの交流会、留学生との国際交流事業は継続していきます。さらに、今年度は、社会奉仕委員会で児童福祉施設訪問なども計画しているようです。特に、ミニバスケット大会は第10回ですので、創立30周年記念という冠をつけて、すこし盛大に開催したいと考えています。このような、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕活動には、その計画から実行までに、委員会全員で議論し、話し合いが持たれ、お互いが理解し合い、そして、事業が無事終了した後の満足感が生まれます。これが、最高の親睦活動だと、私は考えます。決して、一緒に飲み食いすることだけが会員間の親睦ではありませんので、これからは、クラブの委員会活動には積極的に参加して、一緒に楽しみましょう。
  　話は変わりますが、私が小児科を選考するようになったのは、小さい時からお世話になっていた小児科の先生のアドバイスによるものです。先生曰く、小児科は指揮者（コンダクター）だと言われました。指揮者は、演奏者の悪い音を直し、すばらしい音をうまく引出して、それらを調節して、調和のとれた人に感動を与える演奏にしていきます。同じように小児科医も子どもの病気を治し、子どもが持っている才能を伸ばして、健康で心豊かな子どもに育つように指導していかなければならないと言われ、小児科医になりました。それで、会長として、声なき声に耳を傾け、ヤジや他人への非難を戒め、会員のすばらしい才能と情熱を尊重し、和気あいあいとした活気あるクラブになるように、良き指揮者になれればと思っています。
  　創立30周年記念事業に関しては、吉次委員長を中心に記念事業実行準備委員会の皆様の協議によって、記念事業のモニュメント時計台の設置と引き渡し式、記念式典と祝宴もほぼ計画がまとまってきているようです。天草中央ロータリークラブの記念式典に勝るとも劣らないすばらしい記念事業を目指しています。そのために一番大切な事は、ロータリーへの情熱の火を燃やして、成功させようという気持ちを持ち、みんなで楽しむことです。創立30周年記念事業と式典に、全会員と家族が積極的に参加して、一丸となって成功させ、終了後の満足感と美酒を楽しめるようにしましょう。
  　最後に、未熟な私と木村幹事が新しい船出をしました。会員の皆様にはいろいろとご迷惑をおかけすると思いますが、今後ともよろしくご指導、ご支援賜りますよう、心からお願い申し上げます。
  これで、会長としての新年度所信表明を終わります。
  　

今日の食事

• メニュー
  • 小鉢
  • 煮物（牛蒲鉾・魚新子・海老黄身揚げ・ブロッコリー）
  • 洋皿（豚ロースの重ねカツ・線キャベツ・トマト・スパゲティー・胡瓜）　
  • 御飯（白御飯）
  • 味噌汁（なめこ・若布・葱）
  • 漬物（新香・梅干し）
  • デザート（柚子シャーベット）
• 合計７１９㌍