国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

第1406例会

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第1406例会

平成26年9月24日 12:30~13:30

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来訪者

  • なし

辻本会長の時間

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  • 「フレーム効果と情報操作」

 最近の朝日新聞による慰安婦問題記事の訂正など、マスコミ報道の真実性などが疑問視されています。
今回は、同じ事実でも表現方法によって、相手に伝わるイメージがかなり変わってきます。というよりも「意図的に変える」ことができるという話です。
 医療での簡単な例を挙げます。ある手術を行うかどうかを決める際に「失敗率(あまり良い言葉ではないですが、分かりやすさを優先するためにご容赦ください)が32%」と言うのでなく「成功率68%」と言えば伝わるニュアンスが良いものになるでしょう。
 また、肺がん治療で「手術か?放射線科か?」の選択を決める際に、データを生存率で示すか死亡率で示すかで医師と患者の選択がどう変わったか、という興味深い論文がありました。その結果は、手術のデータを生存率で示したら医師の84%、患者の78%が手術を選び、裏返しの死亡率で示したら、手術を選択した医師は50%、患者は40%に激減した、というものでした。ここから論文の筆者は、データの示し方次第で意志決定が大きく変わること、そして損失の方が過大に評価されやすい傾向のあることを指摘しました。この前者が「フレーム効果(framing effect)です。
 フレーム効果は日本語では「枠組み作り」となります。データは前後関係や背景でとらえることが大切ですから、何らかの「枠組み」で示されることが必要です。しかし、そうして与えられた「枠組み」によって、データはある一つの方向に解釈されやすくなり、それ以外の選択肢が見る方からすると無意識のうちに除外されてしまうのです。データを見る方でなく、示す方からすると、無意識にというよりも、意識的にも「枠組み」を作っていることが多いわけです。データを見る方は、受け身的な立場になりやすいのですから、なおさら、示し手の意図に注意が必要です。
 初めに紹介した手術成功率の説明は「利得の枠組み(gain frame)」と呼ばれ、失敗率の方は「損失の枠組み(loss frame)」となります。どんなメッセージを強調するかによって枠組み作りは変わります。例えば、「バラにトゲがあることを残念に思うか、いばらの茂みにバラがあることを喜ぶか?」、「グラスに水は半分しかないか、半分も入っているか?」など伝わるイメージが正反対になります。
 データのある一面ではなく、別の一面をより魅力的に見せようとする行為を英語ではスピニングと言います。Spinningの一般的な訳は「糸紡ぎ」で、そこから派生して「疑似餌による投げ釣りの技術」といった意味もあり、もう一歩飛べば、やや意訳ですが「情報操作」になります。情報の提供者は、疑似餌を細工してお目当ての魚を釣り上げるように、データの表現に工夫を凝らして、意中の相手を動かすのです。
 私たちも仕事において、データを示す側にもなりますし、受け取る側にもなります。データの示し方は、「嘘をついてる」わけでなくても、倫理的な問題をはらむ可能性もあります。フレーム効果による情報操作の力とその落とし穴を、使う立場でも、使われる立場でも十分知っておく必要があるでしょう。
 マスコミや政府も「枠組み」を作って、国民を思惑通りに導こうとするかもしれません。その事を常に考えて情報操作されないように、常に、もの事を正しく判断していってください。
 

木村幹事報告

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  • 例会時間変更
    • なし
  • お知らせ      
    • なし  

委員会報告

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  • 家庭集会について
    家庭集会の開催期間ですが、本日が最後の日となっております。参加できなかった会員の方は、本日の家庭集会の班に参加(MC)してください。

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  • 辻本年度 第2回ウエスト会の最終ご案内
    期日:平成26年10月2日(木)
    コース:オーシャンパレス リゾートゴルフ倶楽部
        (長崎市琴海戸根町95 TEL095-884-1118)
    スタート時間:1組目 10:44(途中、食事休憩有)
    プレー費:7,000円(食事込み)
    集合時間:8:50 平安閣駐車場集合

スマイル発表 親睦活動委員会 立野会員

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クラブフォーラム

  • 職業奉仕部門セミナー報告 (永井副会長)

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  • 2014年8月30日(土)武雄センチュリーホテルにて職業奉仕部門セミナーが開催されました。出席者は2074地区ガバナー、パストガバナー、ガバナーエレクト、第10グループガバナー補佐、地区幹事、次年度地区幹事、担当地区副幹事、クラブ職業奉仕担当理事、クラブ入会3年未満、約200名の参加がありました。

  ・講義 「定款第4条(ロータリーの目的)の説明と
             職業奉仕の考え方について」
       佐賀南RC 地区委員長 駒井英基氏より説明

  ・内容 職業奉仕は個人の奉仕である。
      自分の職業を通して利益を追求するのではなく、
      「奉仕の理想」
      お客様や社員に対する思いやりと人のお役に立つことを
      行っていれば必ず会社は発展するという内容のお話でした。

   ロータリーの原点と目的:自分の事業の発展と親睦
   4つのテストの意味 1.嘘をつかない
             2.すべての取引先に対して公平か
             3.信用を高め取引先を増やすかどうか
             4.すべての取引先に利益をもたらすか
   ロータリーの原点  親睦と事業の発展
             人道的奉仕活動に専念するボランティア組織             なぜ日本のロータリーは衰退するのか
             ロータリーに対するメリット

  • 特別講師  RI第26080地区 PG石井良昌氏 (尼崎西RC)
        ① ロータリーの樹
        ② 人道的な奉仕活動

   ・内容   尼崎RC 人道的奉仕プロジェクトとして、
         地区補助金とグローバル補助金を活用した
         事業の紹介について話されました。

  • 新諫早西ロータリー旗について (辻本会長)

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意見交換の場を設けました。既存のRC旗をベースにデザインを替える意見や新たなこれからの西RCをイメージしたRC旗にしたら良いとの意見があがりました。今後もこのような場を設けて皆さんの意見をいただきたいと思います。

  • 平会員より現在のRC旗デザインの補足説明

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  • 森会員より意見

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  • 早田会員より意見

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今日の食事

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  • メニュー
    • 蛸と胡瓜の酢の物
    • 皿うどん
    • 肉餃子 
    • 白御飯
    • 味噌汁
    • 漬物
    • プチケーキ
  • 合計898㌍

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