第1417例会
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第1417例会
平成26年12月17日 12:30~13:30
辻本会長の時間
- テーマ「教育勅語について」
- 教育勅語は、1890年(明治23年)10月30日、明治天皇が内閣総理大臣と文部大臣に対して与えた勅語である。これは、明治維新以後に西洋の学術・制度が入る中、軽視されがちな道徳教育を重視したものである。儒教や仏教を使うことは明治政府の理念に合わずに伝統的な道徳観を天皇を介する形でまとめたものが教育勅語である。
1900年(明治33年)には、祝祭日に学校で行われる儀式では教育勅語を朗読することが定められた。特に戦争激化の中にあって、1938年(昭和13年)に国家総動員法が制定・施行されると。その態勢を正当化するために教育勅語を軍国主義の教典として利用された。戦後、1948年(昭和23年)6月19日に国会の衆参両議院による決議で廃止された。
教育ニ関スル勅語(教育勅語)
私の思い起こすことには、我が皇室の祖先たちが国をお始めになったのは遥か遠き昔のことで、そこに御築きになった徳は深く厚きものでした。我が臣民は忠と孝の道をもって万民が心を一つにし、世々にわたってその美をなしていきましたが、これこそ我が国体の誉れであり、教育の根本もまたその中にあります。
あなた方臣民よ、父母に孝行し、兄弟仲良く、夫婦は調和よく協力しあい、友人は互いに信じ合い、慎み深く行動し、皆に博愛の手を広げ、学問を学び手に職を付け、知能を啓発し徳と才能を磨き上げ、世のため人のため進んで尽くし、いつも憲法を重んじ法律に従い、もし非常事態となったら、公のため勇敢に仕え、このようにして天下に比類なき皇国の繁栄に尽くしていくべきです。これらは、ただあなた方が我が忠実で良き臣民であるというだけのことではなく、あなた方の祖先の遺(のこ)した良き伝統を反映していくものでもあります。
このような道は実に、我が皇国の祖先の御遺(のこ)しになった教訓であり、子孫臣民の共に守らねばならないもので、昔も今も変わらず、国内だけでなく外国においても間違いなき道です。私はあなた方臣民と共にこれらを心に銘記し守っていきますし、皆一致してその徳の道を歩んでいくことを希(こいねが)っています。
これは、神が国を作ったという神道的な考えではないか、天皇の臣民という考えを押し付けている、戦争が起こったら兵隊に行って戦い、皇国の繁栄に尽くすべきだと教え込んでいるなど批判がある。
しかし、戦争に関する分を除いた父母、兄弟、夫婦愛などに関する11の徳目は、現代社会で失われている道徳観を考え直す参考になるのではないだろうか。
幹事報告 木村幹事
- 例会時間変更
- なし
- お知らせ
- ガバナー及び社会奉仕委員長より
社会奉仕セミナーご出席の御礼
- ガバナー及び社会奉仕委員長より
来訪者
- 地区職業奉仕委員会委員長 佐賀南RC 駒井英基君
委員会報告
- なし
スマイル発表 親睦活動委員会 荒木会員
クラブフォーラム
- 部外卓話
国際ロータリー第2740地区 職業奉仕委員長
駒井 英基君(佐賀南ロータリークラブ)
- テーマ『ロータリー職業奉仕についてもう一度考えてみよう。』
多数のスライドを使って、解りやすく熱意あふれる卓話を頂きました。
今日の食事
- メニュー
- 蓮根金平
- 豚カツ・海老フライ
(線キャベツ・ポテトサラダ・トマト・スパゲッティ) - 牛蒲鉾・茸・茄子
- 味噌汁
(浅蜊・葱) - 白御飯
- 漬物
(胡瓜・ベッテラ) - わらび餅
- 合計920㌍