国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

第1425例会

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第1425例会

平成27年2月25日 12:30~13:30

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会長の時間 辻本会長

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  • テーマ「長生きの秘訣は自分は若いと感じること」
    • 実年齢に対し、自分のことを若いと感じるか老けていると感じるかは、健康や幸福感などの影響を受けやすいことがこれまでにも指摘されている。
       英のUniversity College London のAndrew Steptoe氏は、「実年齢より老けていると感じている人と比べ、若いと感じている人では死亡リスクが約40%低いことが示唆された」とする研究結果を報告した。
       2004~05年における52歳以上の6489例のデータを解析。年齢に対する自己認識は、「自分は何歳だと感じるか」という質問を行い、2013年3月までの全死亡およびがん、心血管疾患による死亡データを収集。自己認識による年齢が①実年齢と同等(2歳下~1歳上)の群②実年齢よりも1歳以上老けていると感じている群③実年齢より3歳以上若いと感じている群の3群に分類した。実年齢の平均年齢は65.8歳で、自己認識年齢の平均は56.8歳であった。過半数(69.6%)が自身について実年齢よりも3歳以上若いと感じており、年相応としたのは25.6%、1歳以上老けていると感じていたのは4.8%であった。
       調査8年後の死亡率は、実年齢より若い群で14.3%、年相応の群で 18.5%、老けている群で24.6%であった。死因別の解析では、自己認識年齢は心血管死と強く関連していたが、がん死との関連は認められなかった。これらより実年齢より老けていると感じている人の死亡率は、実年齢より若いと感じている人と比べ41%高かった。
      こうした関連の機序は不明であるが、可能性としては、健康な体を維持したり、医師の助言に従うなど健康に関する行動を持っていること、疾患からの回復力の違い、優越感、気が若い仲間と集うことを好む気質などがあることが考えられる。
       この事は、ロータリークラブにおいても会員増強もできないとあきらめているとクラブの消滅につながっていくことと同じである。若い会員を入れて、一緒にロータリー活動をするとクラブは若返り、会員自身も、もっと若返り長生きできるようになると思われる。そのためにも、積極的に会員増強をしていきましょう。

幹事報告 木村幹事

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  • 例会変更
    • なし
  • お知らせ
    • ガバナー事務所より
      ①「クラブ青少年奉仕関係委員会委員の任期について」
       (手続き要覧より)委員任期:3年
      ②「第36回 RYLA開催」のご案内
      日時:平成27年5月23日(土)~24日(日)登録受付12:30~
      場所:平戸海上ホテル
      ③「情報提供のお願い」
      Ⅰ「ロータリー親睦活動グループ」・「ロータリアン行動グループ」に参加している方の情報
      Ⅱ 海外のロータリークラブに所属したことがある会員
    • ガバナーエレクト事務所より
      「2015―16年度 地区研修・協議会開催」のご案内
      日時:平成27年4月19日(日)
      登録受付12:30  点鐘13:30
      場所:唐津シーサイドホテル
    • 大村北ロータリークラブより
      「IM懇親会についてお詫び」
      懇親会会場の都合により立食となります

米山功労者表彰(マルチプル)

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  • 木村 暢義 君

2月誕生日会員紹介

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  • 佐藤 幸雄 君
  • 松井 純治 君
  • 吉田 健一郎 君

2月結婚記念日会員紹介

  • 吉田 知之 君

委員会報告

  • 会計(森)

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  • 特別会費1万円とIM出席量会員負担分2千円を、まだ支払っていない会員が若干名おりますので、確認の上すみやかに支払ってください。
  • 30周年記念誌委員会(清水委員)

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  • 記念誌の編集についての打ち合わせを行いますので、委員の方は例会後残ってください。
  • 30周年記念事業実行委員会(吉次委員長)

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  • 出席優良会員表彰の会員の方は、例会終了後に個別に写真を撮りますので残ってください。

スマイル発表

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クラブフォーラム

  • 創立記念例会 辻本会長卓話

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  • 1971年にRI会長代理であった前原勝樹氏の講演「善意はまずあなたから」から話をさせていただきます。
     まず「善意」とは何であるか、という点であります。それは「人間同士の思いやりの気持ち」と解すべきでしょう。善意の反対はことばの上では「悪意」となります。必ずしもあたっているとは思われません。悪意というより「利己心」とでもいうべきでしょう。この善意と利己心との混合体が人間の心であります。昔中国の哲人で「人間の性は善なり」と唱えた人がありました。ところがその反対の「性悪説」を主張した人もありました。それらはどちらも事実であって、盾の両面を見たようなものではないでしょうか。極悪非道な人間が改心して善人に立ち返った話や、非常だと思われた人間が案外な面で優しい親切心をみせる例もあります。人間の心の中には善意と利己心は常に同居して相争っているのが実情であって、これが錯綜して織りなす人間模様こそ社会の実態ではないでしょうか。
     利己心、それは自己保存の本能とつながり、人間の生命線であります。生存競争に打ち勝って社会に生き残り、浮かび上がるためにはこの利己的欲望が強い必要があります。しかし人間は社会的動物でありますから、利己心を満足させるのにも一人ではできません。これがために生まれるつながりが、いわゆる縦割りの人間関係であり、親分子分、先輩後輩、上司と部下、雇い主と使用人、権力者と庶民といった関係であります。この関係は生活そのものに直結しておりますから極めて強靭であります。封建社会や全体主義的国家はこの縦の関係を強めることによって成立するのであります。
     しかし人間の社会にはこの縦の関係の外に横のつながりがあります。隣人愛、博愛、友情などによって結ばれた仲間意識であります。他人の悲しみを共に悲しみ、友と喜びを分かち合い、困る人を見れば助けてあげたいという気持ちであります。
     この横のつながりの絆をなすものがすなわち善意であります。縦割りの社会は厳しいものであり、いわゆる競争社会であって「人をみたら泥棒と思え」といったすさんだ世相となります。しかし横のつながりの存在によってはじめて人の心は和み、平和な生活が楽しめる温かい社会をつくることが出来るのであります。しかし善意のみによって、この世の中を生き抜けるかどうかは問題でありましょう。そこで私は、ある程度の利己心が必要であると同時に、これを十分にカバー出来るだけの善意が必要であると思います。それを織物に例えれば利己心は縦糸であり善意は横糸でありましょう。縦がしっかりしていなければ丈夫なものは織れません。しかし適当な横糸を織り込むことによって布の温かさも、模様の美しさも織り出されるのでございます。
     しからば現代社会はどうでありましょうか。物質万能の競争社会は人々をいちずに利己心に駆り立てて他を顧みるいとまがありません。否、他人を全部ライバル視して、社会的連帯感を失わせております。そこに幾多のギャップが生まれて来ます。そしてこの隔たりを取り除くもの、それこそが善意であります。
     そしてこの善意の高揚こそがロータリーの目標であります。しかもロータリーの主体はロータリアン個人個人にあるのであります。
     そこでまず「善意というものがなければロータリーはただの社交クラブである」という点について少しお話したいと存じます。そもそもロータリー活動の基本が例会出席にあることは常に強調されている通りでございます。それはなぜでしょうか。例会はまず親睦を深めることを目的とし、そこから奉仕の理想を高揚することをねらっております。ではどのような心理過程によって親睦から奉仕の理想が生まれ育つのでしょうか。
     ポール・ハリスは自分が創ったシカゴクラブの例会に出席すると「童心に帰る」ことが出来るといっておりました。ある先輩は例会の一時間は「神様になる時間である」ともいわれました。この童心、あるいは神様というのは人間が本当の姿にかえって善意が十分に発揮される状態を意味するのであります。ではなぜ例会に出ると童心に帰り、神様になれるのでしょうか。それはロータリーの例会には競争者はおりません。警戒する人物もおりません。その理由は職業分類によって一業一人ということでありますから同業者はおらず、目上の人も、家来も子分もおりません。職業分類という点からみんな平等であり、しかも信用できる人ばかりの集まりであるからであります。競争心も警戒心もなくなった時、人間はその本性をとりもどして善意が溢れて来るのであります。
     すなわちロータリーの例会は、その職業業務の忙しさにかまけ、緊張の連続のために善意を発散出来にくい実業家、専門家の埋もれたその善意を発掘して高揚し、湧き上がった善意に奉仕という方向づけをなし、これを実践に移す勇気を与えるのを目的とした会合であります。もし善意というものを抜きにしたら全くロータリーとしての特色を失ってしまうことになります。
     次に職業奉仕と善意について申し上げます。
    ロータリーはポール・ハリスの「孤独感」から生まれたものといわれております。当時の荒涼たる社会と、弁護士という職業とから彼には心を許して話し合う友達がいなかったのでした。友人と散歩しているとき、ある店の小店員が「おじさんこんにちは。どこへいくの」とその友人に声をかけたのをみて、「こんな子供の心に戻りたい」と思ったと述べています。たまたま四人の職業を異にする人々と語り合った時、彼らが心の屈託もなく話し合うのを見て、これだと思ったのです。職業分類を基にしてクラブを創ったら、きっと理想的なクラブが出来るだろうと思い、創られたのがロータリークラブであります。したがって、全くの親睦団体であって当時は奉仕などということは考えていなかったのです。
     ところで商売人の集まりでありますから話題は主として営業の問題となり、話し合ってみるとどの仕事も同じような苦労と喜びのあることが分かってきました。職業が異なるという点で彼等は気軽に相互扶助が出来るようになりました。はじめはもっぱら物質的な助け合いだったのが、次第に精神的なつながりに発展してきました。すなわち、お互いの善意がためらうことなく発揮できる間柄となったのであります。
     こうした心のゆとりを持って社会を眺めた時、その荒廃の原因は人間同士の精神的、道義的な連帯感の欠如にあることに気づきました。すなわち日常生活にきゅうきゅうとするあまり、他人への思いやりを忘れ去るということです。クラブ会員の間に生まれて来たような善意を広く社会に拡散していったら世の中はきっと住みよくなるに違いないと思い込みました。そこでまず、それを自分の職業を通じてやってみようと話し合い、これを実行に移したのであります。各々の職業の場こそ一番手近で、一番やりやすい舞台であったからであります。買う身になって売り、使う身になって作り、受ける身になってサービスすることによって彼等は大きな収穫を得ました。それは第一に奉仕することの喜びであり、第二に自分の職業の社会的意義を知り、その誇りを体験したことであります。
     元来、職業という言葉は天職を意味し、社会生活における分業の担い手の意味であります。したがって、この言葉の中には当然他人を思う善意が含まれておらなければなりません。相手を無視、軽視してただ自己本位で働いたとすればそれは職業でなく商売であります。
     「もし善意というものがないならば職業といってもそれはただの金儲けにすぎぬ」といいますのはこのことであります。
    この職業奉仕の実践によってロータリアンの事業は果然繁栄をきたし、いずれもその分野で成功するようになりました。その体験が「One profits most who serve best」(最もよく奉仕する者、最も多く報いられる)や「Serve above self」(超我の奉仕)という標語を生むに至りました。四つのテストとて同様であります。人間の両側面である利己心と公共心とがこの職業奉仕の理念によって両立することが証明されたのであります。この実践哲学が世界中の事業家、専門家の心を捉え、その良心の悩みをいやすものがあることが、ロータリーが今日の隆盛をみるに至った理由であります。
     職業奉仕に成功したロータリアンはその善意の意義と力を確信したので、これは職業以外の生活の場すなわち、家庭に、職場に、地域社会に広げる必要を痛感し、それが社会奉仕の理念として展開したのであります。
    これらの話を解釈すると、ロータリーの終局の目的は人間関係を改善することによって、よりよい社会をつくり、平和な世界を築くために貢献することにあります。

今日の食事

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  • メニュー
    • ほうれん草と薄揚のおひたし
    • 塩鯖・出し巻・大根卸し
    • 肉じゃが
      (じゃが芋・人参・牛肉・玉葱)
    • 浅蜊の味噌汁
      (浅蜊・小葱)
    • 白菜漬け・沢庵
    • デザート
  • 合計975㌍

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