第1432例会
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第1432例会
平成27年4月15日 12:30~13:30
辻本会長の時間
- テーマ「君が代の意味」
毎月の例会で「君が代」の国歌斉唱を行っているが、その意味を調べてみた。「君が代」は、5・7・5・7・7で構成されている和歌である。この和歌は、約1100年前の「古今和歌集」に「詠み人知らず」として掲載されている。その頃は「我が君は千世にやちよに」と書かれていて、「我が君」は女性が男性を呼ぶ言い方のために、この歌は恋文で、詠み人は女性であると考えられている。その後、「我が君」は女性しか歌えないため、「君が代」に変えることで男性も唄えるようにして、「あなたの時代が末長く続きますように」という意味にしたようだ。その後は、長寿と健康を祝ってよく歌われていた。
「君が代」が国歌として使われるようになったのは、明治2年で、この年に英国王子の来日があり、儀礼の上で日本国歌が必要になり、「君が代」が選ばれた。誰でも知っていて馴染みがあったようで、特に大きな異論はなかったようだ。しかし、英国の軍楽隊長のフェントン氏に曲をつけてもらったが、不評であった。そこで、雅楽局の楽士が「君が代」の歌詞に旋律をつけ、雅楽で演奏可能な「君が代」を作り上げ、それに後任のエッケルト氏に、軍楽隊用に編曲してもらい、明治13年に初めて公に披露された。明治36年にドイツで行われた「世界国歌コンクール」で、「君が代」は一等賞を受賞した。
第二次世界大戦前にはごく自然な国家平安の歌として親しまれていた。修身の教科書には「君が代の歌は、天皇陛下のお治めになる御代は千年も万年もつづいてお栄えになるように、という意味で、国民が心からお祝い申し上げる歌であります。」と書かれていた。
第二次大戦後に、GHQが日本を占領し、日の丸掲揚禁止とともに、君が代の斉唱を全面的に禁止した。「君が代」の歌詞について、「国体」と呼ばれた天皇を中心とした体制を称えたものと解釈できることから、一部の国民から国歌にふさわしくないという意見があった。
その後、1999年に国旗国歌法により「君が代」が公式に国歌とされ、君が代の歌詞は「我が国の末永い繁栄と平和を祈念したものと解するのが適当」という政府の公式見解が出ている。
このように、1100年前から伝わる恋の歌や長寿のお祝いの歌が「君が代」なので、決して天皇を称えるだけでないということを理解して、今後「君が代」は国歌斉唱の時だけでなく、お祝いの席でももっと歌われるべき歌かもしれない。
幹事報告 木村幹事
- 例会時間変更
- なし
- お知らせ
- ガバナー事務所より
①「2016-17年度 国際青少年交換学生の募集」について
募集締め切り日:平成27年5月15日(金)
選 考 会:平成27年5月31日(日)
②「ハイライトよねやま」NO.181号 - ガバナーエレクト事務所より
「次年度地区委員推薦」のお願い
・補助金委員会地区委員 塚原 浩三君
・会員増強委員会地区委員 久保 泰正君
- ガバナー事務所より
来訪者
- なし
委員会報告
- 職業奉仕委員会(永井委員長)
- 5月13日予定の職場訪問(三菱重工)及び軍艦島上陸体験ツアーについての、参加者の確認を行います。来週の例会を最終確認としますので、変更のある方は申し出ください。
スマイル発表 親睦活動委員会 荒木会員
クラブフォーラム
- 第三回家庭集会発表
テーマ ①ロータリー親睦の夕べ
②その他- A班 清水会員発表
- B班 久保会員発表
- C班 山本会員発表
- D班 山崎会員発表
- E班 吉田(健)会員発表
今日の食事
- メニュー
- プチサラダ
(サニーレタス・キャベツ・胡瓜・トマト・コーン) - ポークカツ カレー
- 若布スープ
- 西瓜
- プチサラダ
- 合計1050㌍